Web制作

Contact Form 7で自動返信メールを設定する方法|メール(2)の使い方と届かないときの対処法

管理者Rieri 約13分で読めます

WordPressでお問い合わせフォームを作成する際に便利な「Contact Form 7」。

お問い合わせフォームを設置したら、「フォームを送信したユーザーにも自動で確認メールを送りたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

Contact Form 7では、「メール(2)」という機能を利用することで、フォームを送信したユーザーに自動返信メールを送ることができます。

この記事では、Contact Form 7で自動返信メールを設定する方法を、初心者の方にも分かりやすく解説します。

管理者宛てに届くメールとの違いや、ユーザーに自動返信メールが届かないときの原因と対処法についても紹介します。

Contact Form 7の自動返信メールとは?

Contact Form 7の自動返信メールとは、お問い合わせフォームを送信したユーザーに対して、自動的に送信されるメールのことです。

例えば、ユーザーがお問い合わせフォームから次のような内容を送信したとします。

  • 名前:山田太郎
  • メールアドレス:yamada@example.com
  • お問い合わせ内容:ホームページ制作について相談したい

フォーム送信後に、ユーザーのメールアドレス宛てへ、

お問い合わせありがとうございます。
お問い合わせを受け付けました。
担当者より改めてご連絡いたします。

といったメールを自動的に送信できます。

お問い合わせを受け付けたことをユーザーに知らせることができるため、企業サイトやサービスサイトでは設定しておくことをおすすめします。

Contact Form 7の「メール」と「メール(2)」の違い

Contact Form 7のメール設定画面には、通常「メール」と「メール(2)」という2つの設定があります。

この2つは役割が異なります。

設定 送信先 用途
メール 管理者 お問い合わせ内容をサイト管理者へ通知
メール(2) フォーム送信者 お問い合わせを送信したユーザーへ自動返信

つまり、

「メール」=管理者への通知

「メール(2)」=ユーザーへの自動返信

と覚えておくと分かりやすいでしょう。

Contact Form 7で自動返信メールを設定する方法

ここから、実際に自動返信メールを設定していきます。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. Contact Form 7のフォーム設定を開く
  2. 「メール」タブを開く
  3. 「メール(2)」を有効にする
  4. 送信先を設定する
  5. 件名と本文を設定する
  6. 保存してテスト送信する

STEP1.Contact Form 7のフォーム設定を開く

WordPressの管理画面から、

「お問い合わせ」→「コンタクトフォーム」

を開きます。

自動返信メールを設定したいフォームを選択してください。

STEP2.「メール」タブを開く

フォームの編集画面を開いたら、上部にある「メール」タブをクリックします。

ここでは、フォーム送信時に送られるメールの内容を設定できます。

STEP3.「メール(2)」を有効にする

メール設定画面を下へ進むと、「メール(2)」という項目があります。

「メール(2)を使用」にチェックを入れます。

これで、フォーム送信者に対して自動返信メールを送信できるようになります。

STEP4.送信先を設定する

自動返信メールの「送信先」には、フォームに入力されたユーザーのメールアドレスを指定します。

例えば、フォームのメールアドレス項目が次のようになっているとします。

[email* your-email]

この場合、「送信先」には次のように設定します。

[your-email]

ここで重要なのは、固定のメールアドレスを入力するのではなく、フォームに入力されたメールアドレスを指定することです。

そうすることで、お問い合わせを送信したユーザーそれぞれに自動返信メールを送ることができます。

STEP5.自動返信メールの件名を設定する

件名には、ユーザーが見ただけで内容が分かる文章を設定しましょう。

例えば、次のような件名がおすすめです。

【お問い合わせありがとうございます】株式会社○○

「お問い合わせを受け付けました」など、受付完了であることが分かる件名にすると親切です。

STEP6.自動返信メールの本文を設定する

本文には、問い合わせを受け付けたことや、今後の対応について記載します。

例えば、次のような内容です。

この度はお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。

以下の内容でお問い合わせを受け付けました。

--------------------------------
お名前:[your-name]

メールアドレス:[your-email]

お問い合わせ内容:
[your-message]
--------------------------------

内容を確認のうえ、担当者より改めてご連絡いたします。

通常、2~3営業日以内にご返信いたします。

なお、このメールはお問い合わせフォームから送信された自動返信メールです。
このメールに返信されても対応できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

株式会社○○

実際のサイトでは、会社名や返信までの期間、電話番号などをサイトの運用に合わせて変更してください。

自動返信メールにフォームの入力内容を表示する方法

Contact Form 7では、フォームに入力された内容をメール本文へ自動的に表示できます。

例えば、フォームに次の項目があるとします。

[text* your-name]

[email* your-email]

[textarea your-message]

それぞれのメールタグを本文に記載すると、フォームに入力された内容が自動的に表示されます。

例えば、

お名前:[your-name]

メールアドレス:[your-email]

お問い合わせ内容:
[your-message]

と設定すると、送信者が入力した内容を自動返信メールに表示できます。

メールタグは、現在使用しているフォームの項目名と一致している必要があります。

自動返信メールを設定するときの注意点

送信先にはフォームのメールタグを指定する

自動返信メールでは、送信先の設定が特に重要です。

フォームに入力されたメールアドレスへ送信する場合は、フォームで設定したメールタグを指定します。

例えば、

[email* your-email]

というフォームであれば、送信先は、

[your-email]

となります。

フォーム側のメールタグとメール設定側のメールタグが一致しているか確認しましょう。

送信者(From)と送信先(To)を混同しない

Contact Form 7のメール設定では、「送信先」と「送信元」を混同しないように注意してください。

自動返信メールでは、送信先はフォームに入力されたユーザーのメールアドレスになります。

一方、送信元にはサイトで利用しているドメインのメールアドレスなど、適切なアドレスを設定することが重要です。

送信元にユーザーが入力したメールアドレスをそのまま指定する設定は、メール認証の仕組み上、送信エラーや迷惑メール判定の原因になる場合があります。

自動返信メールだけでなく管理者宛てメールも確認する

お問い合わせフォームでは、ユーザーへの自動返信メールだけでなく、管理者への通知メールも重要です。

テスト送信を行う際は、

  • ユーザーに自動返信メールが届くか
  • 管理者にお問い合わせ通知が届くか
  • メール本文が正しく表示されるか
  • 迷惑メールフォルダに入っていないか

まで確認しましょう。

Contact Form 7の自動返信メールが届かない原因

「設定したのに自動返信メールが届かない」という場合は、いくつかの原因が考えられます。

メールアドレスの設定が間違っている

まず確認したいのが、フォームのメール項目です。

例えば、フォーム側が、

[email* your-email]

となっているのに、メール(2)の送信先が、

[email]

など別のメールタグになっている場合、正しく送信できません。

フォームに設定されているメールタグと、「メール(2)」の送信先が一致しているか確認してください。

迷惑メールフォルダに入っている

自動返信メールが届かない場合、迷惑メールフォルダも確認してみましょう。

Gmailなどのメールサービスでは、フォームから送信されたメールが迷惑メールとして分類されることがあります。

迷惑メールにも入っていない場合は、WordPress側のメール送信設定を確認する必要があります。

WordPressからメールを正常に送信できていない

Contact Form 7の設定が正しくても、WordPressがメールを正常に送信できていないケースがあります。

特に、独自ドメインのメールアドレスやGmailなどを利用している場合は、メールサーバー側の設定や認証、送信元アドレスなども確認する必要があります。

この場合は、Contact Form 7だけを確認するのではなく、WordPress全体のメール送信環境を確認しましょう。

Contact Form 7の自動返信メールをテストする方法

設定が完了したら、必ず実際にフォームを送信してテストしてください。

できれば、自分が普段利用しているメールアドレスだけでなく、Gmailなど別のメールサービスでも確認すると安心です。

確認するポイントは次のとおりです。

  • フォームを正常に送信できる
  • 自動返信メールが届く
  • お問い合わせ内容が正しく表示される
  • 管理者にも通知メールが届く
  • 迷惑メールになっていない
  • スマートフォンでもメールを確認できる

本番公開後にメールが届かないトラブルが発生すると、お問い合わせを取りこぼしてしまう可能性があります。

サイト公開前に、必ず送受信テストを行っておきましょう。

サンクスページと自動返信メールを組み合わせよう

お問い合わせフォームをしっかり運用するなら、自動返信メールだけでなくサンクスページも用意しておくのがおすすめです。

例えば、ユーザーがフォームを送信すると、

  1. お問い合わせフォームを送信
  2. サンクスページを表示
  3. ユーザーに自動返信メールを送信
  4. 管理者にお問い合わせ通知を送信

という流れを作ることができます。

サンクスページではお問い合わせ完了を分かりやすく伝え、自動返信メールではお問い合わせ内容や今後の対応について案内する、という役割分担にすると分かりやすいでしょう。

Contact Form 7のサンクスページについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

Contact Form 7でサンクスページを作る方法|リダイレクト設定・注意点まで解説

Contact Form 7の自動返信メールに関するよくある質問

Contact Form 7で自動返信メールは送れますか?

はい。Contact Form 7の「メール(2)」を利用することで、フォームを送信したユーザーへ自動返信メールを送ることができます。

「メール(2)」とは何ですか?

「メール(2)」は、フォームを送信したユーザーなど、フォームの送信者へメールを送るために利用できる設定です。

管理者への通知メールは「メール」、ユーザーへの自動返信メールは「メール(2)」と考えると分かりやすいでしょう。

自動返信メールが届かない場合はどうすればいいですか?

まず、フォームに入力したメールアドレスが正しいか、メールタグの設定が間違っていないか、迷惑メールフォルダに入っていないかを確認してください。

それでも届かない場合は、WordPressのメール送信環境やサーバー側の設定を確認する必要があります。

Gmailにも自動返信メールを送れますか?

フォームに入力されたメールアドレスがGmailであれば、Gmail宛てに自動返信メールを送ることは可能です。

ただし、メールの認証や送信元の設定などによっては、メールが正常に届かなかったり、迷惑メールとして扱われたりする場合があります。

まとめ

Contact Form 7では、「メール(2)」を利用することで、フォームを送信したユーザーへ自動返信メールを送ることができます。

設定のポイントは、次のとおりです。

  • 「メール(2)」を有効にする
  • 送信先にはフォームのメールタグを指定する
  • 自動返信メールの件名と本文を分かりやすく設定する
  • フォームの入力内容をメール本文に表示する
  • 管理者宛ての通知メールもあわせて確認する
  • 設定後は必ず実際にテスト送信する

特に企業サイトのお問い合わせフォームでは、「フォームを送信したけれど、本当に送信できたのか分からない」という状態を避けるためにも、自動返信メールを設定しておくと安心です。

また、サンクスページと組み合わせることで、ユーザーにお問い合わせ完了を分かりやすく伝えながら、アクセス解析でコンバージョンを計測することもできます。

Contact Form 7を使ってお問い合わせフォームを設置している方は、自動返信メールとサンクスページをセットで設定しておきましょう。

Contact Form 7に関する関連記事