学校問題

センター試験を失敗。浪人は茨の道。浪人する前に考えるべきこと

センター試験は受験した人しかわからないです。

センター試験を失敗し、浪人の道も考えるかも知れませんが、行きたい大学が行くべき大学だとも限りません。

高校生の時は大学はものすごいところというイメージがあるかもしれませんが、実際に通うと、AでもBでもさほど変わりがないことに気が付きます。

浪人は精神的にも経済的にも負担がかかります。

目指した大学に通えないのは残念なことですが、その大学で何を成し遂げられるかもわかりません。

自分の努力に見合った大学へ進学するのも、今後につながる道だと思います。

センター試験は合格だけど受験には失敗、浪人せずに私大に行った理由

受験に失敗しても、浪人せずに入れる私大に入学した人も大勢いることでしょう。
ではなぜ浪人するという道を選ばなかったのでしょうか。

浪人は体力的にも精神的にも難しかったから

浪人をすると生活のほとんどを勉強することに費やす事になります。
ただでさえ受験勉強で猛勉強をしてきたのに、さらに一年間猛勉強をするという環境はかなり苦しいものになるでしょう。

しかも高校生のころとは環境が変わり、一緒に勉強を頑張るのは予備校など塾の仲間のみになりますから、さらに精神的にも疲れてしまいます。

第一志望に合格する事を目標に毎日勉強のことを考えて暮すのは体力的にも精神的にもかなり消耗してしまうでしょう。

経済的な面で浪人できなかった

浪人すると一人で勉強のは難しく、予備校や塾に通うことになると思います。
しかし、その費用はかなり高額であり、親がその費用を負担することになるのです。

親に負担をかけないためにも浪人をしないと言う選択を取る人もいます。

センター試験って失敗することを前提で受けよう!浪人はツライ

センター試験はそもそも失敗する事を前提に受けた方が良いでしょう。

センター試験は滑り止めを確保するための試験と思い、もし失敗しても落ち込みすぎる必要はないのです。

もちろんセンター試験は一番最初に受ける受験のテストですから、上手くいかなければ落ち込むのは分かります。

しかしセンター試験よりももっと大切なのが志望大学の一般試験なのです。

大学の一般試験は重要であると同時に入りやすい試験です。

ですので、センター試験で失敗したからといって落ち込まず、一般試験の勉強を頑張る事を優先させましょう。

そもそも大学受験は不公平な戦いで、今まで育った環境も大きく関わるのです。

幼少期の教育や教育費にかけられる親の経済状況、高校のレベルなど要因は様々あり、あなたの努力ではどうにもならない場合もありますのであまり落ち込まないでください。

センター試験に失敗した私が選んだ道とは?浪人ではなくレベルを落とすこと

センター試験に失敗した時の選択肢

第一志望を受験する

誰もが出来れば第一志望を受験したいと思っているはずです。
もしセンターに失敗しても、自分の能力を信じられる人は第一志望に挑戦することをお勧めします。

滑り止めに私立を受けることも出来ますし後期日程もありますから、センター試験から気持ちを切り替えて志望校の二次試験対策に取り組んでください。

国公立のレベルを下げて受験する

もしセンター試験で思うような結果が出なかった場合、この選択肢を取る学生は多くいることでしょう。

学費の問題もありますし、国公立大学にどうしても行きたいと言う人は無理な挑戦をせずに取るべき選択肢でしょう。

そしてこの場合はなるべくセンターの配点率が低く、二次試験の配点が高い大学を受ける事が大切です。

どちらの場合でももっとも大切なのは受ける大学に対して強い思いを持つ事が重要です。

センター試験に失敗、凹むのはわかるけど浪人せずに入れる大学へ行くのも人生

センター試験で失敗した時の落ち込むとかなり落ち込むことは間違いないです。

今まで第一志望の大学に入学するため必死に勉強してきたのに、センター試験の失敗で全てが台無しになってしまうのですからそれは絶望するでしょう。

応援してくれた先生や家族、友達にも合わせる顔がなく、かなり落ち込んでしまうでしょう。

しかし、なにも受験勉強でそこまで落ち込むことはないのです。
高校生のときは大学生活は華やかなもので、大学受験に合格する事しか目に見えてなかったと思います。

ですが実際に大学自体にそれほどの価値はないのかもしれません。

大学生活が楽しいものになっているのは、友人関係やサークル・恋愛などが主で、どこの大学に行くのかで大きく変わるものではありません。

大学に行ってどのように過ごすかで生活の充実さは変わるのです。

センター試験に失敗して浪人を選んだボクからのメッセージ

センター試験に失敗したからといって人生に絶望していてはもったいないです。

どの大学に行くのが重要なのかではなく、もっとも重要なのは、行った大学で何をしたのかということです。

もちろん大学名は就活では影響してくるかもしれません。
しかし、医者や獣医などの資格が必要な職業だと受験からやり直すことにはなりますが、ある程度の職業ならば大学名よりも人柄を重視してくれる企業もたくさんあります。

就活を乗り切ってしまえばどうってことはありません。

社会人になってからだどこの大学出身だったのかなどはあまり大きな影響はありませんよね。

ですので、もっとも大事なのはどこの大学へ行っていたのかではなく、大学で何を経験してきたのかが一番注目すべき点なのです。

行きたい大学に行けないからといってコンプレックスを抱くことはあるかもしれませんが、センター試験の失敗を引きずるのではなくもっとその先を見て選択してみてください。