免許の違反点数がリセットされる日数について

免許の違反点数をつけられてしまうのでよくあるのは?

免許の違反点数をつけられてしまうもので、よくあるのは信号無視、スピード違反、一時不停止、シートベルトをしていないなどではないでしょうか?

このような違反をしたときに、免許の点数が引かれてしまいます。1点、2点などの低い点数だから大丈夫と思っても何度も違反行為を繰り返していたら大変なことになってしまう場合も!?

違反によっては、免許停止(一定期間過ぎればまた車を運転することができる)どころか、免許取消になってしまいます。免取になってしまった場合は、免許が没収されもう一度免許を取得しなければ運転をすることはできません。

免取となってしまうのは、以前に違反をしていなければ累計で15点以上となります。しかし、お酒を飲んで運転していた場合や重大な違反をした場合には以前に違反をしているかどうかは関係なく免許取り消しとなります。

免許の違反点数の仕組みとは?

交通違反をしたときに、つけられる点数はいつになったら消えるのでしょうか?リセットされるのはどのくらい経ってから?免許の違反の点数は、違反をしたときから3年はそのままの状態になりますがこのような場合は以前の違反の点数は加算されません。

①無事故無違反で一年すごせた場合

②免許停止や免許取消の処分を受けた後、無事故無違反でその期間を過ごせた場合

③過去2年の間に違反履歴がなく3点以下の交通違反、違反をした後に3か月違反行為をしなかった場合

違反の点数は、以前に違反をしているかどうかや違反をしてしまった後の運転が大きく関係してくるのがわかります。この場合、免許証の色は関係ないので初心者だからや優良ドライバーだから点数が多くひかれるや引かれる点数が少ないということはありません。

違反をしてしまったから、運転を慎重にするのではなく常に安全な運転を心がけることが大切なんですね。

免許の違反点数には2種類あります!

免許の違反点数には、基礎点数と付加点数というものがあります。基礎点数は、交通違反を種類別に設定したもので1点から35点まであります。違反したものによって点数は変わってきます。

スピード違反やシートベルトをしていないなどは基礎点数となります。付加点数は、交通事故で人身事故や物損事故などとなった場合に基礎点数にさらに上乗せされるものとなります。

また、交通違反をした場合は交通反則切符(こうつうはんそくきっぷ)がきられます。行政処分までではない軽い違反であれば青切符。免許停止や取り消しのような重大な違反をしたときは赤切符がきられます。

青切符できられる違反行為は、速度を出しすぎている(30km未満)、信号を無視する、通行禁止違反に侵入する、追い越し禁止の場所で追い越し、指定された場所で一時停止をしない、放置駐車、車の整備不良、運転中の携帯電話使用、割り込み行為、ライトをつけない、定員以上の人数を乗せることなどです。

免許の累積違反点数を知るにはどうしたらいい?

自分が交通違反をした場合、免許に違反をした点数を書かれたりはしません。点数がギリギリであれば覚えていることができるかもしれませんがはっきりと交通違反をした日にちや点数を覚えておくことは難しいですよね。

そんなときはいったいどうしたらいいのでしょうか?今現在の自分の累積点数、違反経歴を知るには、自動車安全運転センターで確認することができます。自動車安全運転センターで発行される運転記録証明書や累積点数等証明書を申請しましょう。この申し込み用紙は、自動車安全運転センター・警察署・交番・駐在所などで手に入ります。

この用紙に必要事項を記入し、センターの受付窓口もしくは郵便局から申し込むことができます。運転記録証明書は過去5年・3年・1年間の記録を知ることができ、累積点数等証明書では現在の点数が何点なのかを知ることができます。手数料は630円です。自動車安全運転センターに直接行った場合でもその日に交付はできないので注意しましょう。

もし、本人ではなく代理で申請する場合は代理人が委任を受けたことを明らかにする書面(委任状等)が必要となります。

ゴールド免許の基準とは?違反をしたら次は何色?

免許の違反点数は、無事故無違反で一年過ごしたときや、以前に違反をしていない場合で3点以下であればリセットされますがゴールド免許の場合はどうなるのでしょうか?

次回の免許更新までに違反の点数がリセットされたとしても、次の更新ではブルーになります。ゴールド免許の取得基準は、免許更新年の誕生日の40日前を基準として、その以前5年間に違反をしていなかった場合となります。過去5年間の間に一度も違反をしていなかった場合にゴールド免許となるので気をつけましょう。

このように、違反の点数はリセットされてはいても履歴が消えるというわけではないのです。違反点数と違反履歴は別物と考えるといいでしょう。違反は、点数はもちろんのこと時間や罰金などいろいろなものが奪われてしまいます。自分がしたこととはいえ、ないにこしたことはありません。ぜひ、違反をしないというよりもより安全に運転するという気持ちを忘れないようにしましょう。